やましいたましい

音楽を中心に服、本、生活の話題など

背が伸びた気がする。

この歳にして、まさに気でも違ったとでもおもわれるかも知れないが、どうやら最近わたしは背が伸びた気がする。そんな気がしてならない。普段の景色をみてもそうだし、いつも接してる人たちが何となくだが前より低く見える。だからたぶんそうなんじゃないかとおもうのだ、勝手に。ためしに嫁に聞いてみる。
「なんか背が伸びた気がするんだけど、どう?」
「あ、そうだね。そうかもー」
「でしょ!だよね、そうだよね。やっぱそうなんだよ、背が伸びたんだよ」
「あ、今日ハイヒール履いてないだけかもー」
こらこら違いますよ。わたしは確かに背が伸びた。根拠だってある。わたしが睨むに、最近やたらやってるストレッチが効いてるんじゃないかとおもう。わたしは誰にいわれた訳ではないが、今年のはじめからなんとなくストレッチをやり始め、今ではわたしの全人生の中でいちばんカラダが柔らかいという季節をむかえている。特に股関節は念入りにやっているので自信があるところだ。ストレッチといえばカラダを柔らかくするというのもあるが、筋を伸ばすという感覚もある。筋を伸ばす。そう、じっさいわたしの筋はこの半年でかなり伸びたのではないか。その影響がもろご褒美としてきたのではないか。そうだよ。そうに違いない。
そう考えるとウキウキしてくる。40も過ぎて人生の曲がり角などとっくに迎え、身体も頭も衰えるばかりであろうこの歳に、まだわたしに成長するところがあったのか。もっといえば、昔苦労して読んでいた本を最近あらためて読んでみる機会があり、前よりもずいぶん本を読むスピードが速くなった自分に驚いていたところだ。この歳になってわたしはまだまだ成長している。それがなんかうれしいんです。ちなみにわたしは実際は測ってないので、背が伸びたかはどうかはほんとはわからない。本を読むのが速くなったってのもあくまで主観だ。ちょっとは伸びたかも知れないし、事例などネットでみればいくつかそんなのもあるのかも知れない。でもわたしはそんなことは調べない。どうせ調べたってわたしがワクワクする答えなどないのだ。わたしは背が伸びた。おまけに読解力も深まった。わたしの中にある、このまぎれもない事実だけでいいのだ。すごく気分がいい。カラダがかるい。よし、テレビでもみよう。
ちなみに、この半年でわたしは背が伸びただけではなく、体重も4kgふえた。これは間違いない。それは測ったからだ。「しあわせ太りですか」などといわれそうだが、けしてそうではない。わたしはこの半年のあいだ、いつものごはんに加えてやたらと野菜を食べた。結構食べた。今もたべてる。おかげで前よりかなんか健康になった気がする。なんか突然クラ〜ッとすることもなくなった。だけどこんなに生野菜を毎日食べてると、ときどき「わたしは家畜か」とおもう瞬間もある。
夜、職場から外に出たら、なにか匂いが夏っぽくかんじた。とたんに街灯や通りの店の明りが祭りの夜店の明りのようにもおもえて、なんとなく夏を実感した。今年は築地で夏をむかえる。なんてことない、職場が築地だからだ。





ソングライターとしても、ギタリストとしても、シンガーとしても、ついでにラップも、どれもすばらしい。こんなに3拍子も4拍子もそろっている人はなかなかいないとおもう。すごく器用なところは、メロディも含めてポールマッカートニーみたいだなとおもし、そうおもうと、なんとなく顔もそう見えてきたような。


Love Is a Four Letter Word

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