やましいたましい

音楽を中心に服、本、生活の話題など

去年いちばん良かった音楽

三宅洋平 選挙フェス もちろんメディアは伝えなかったし(NHKはちょっとやったみたい)、私が期待した音楽誌も、ロッキンオンもミューッジックマガジンもいっさいこのフェスを伝えなかったけど、これは去年ほんとにあった紛れもない事実である。なんでそんな…

2013年よかった音楽①

遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。 音楽といえば年々歳のせいか、激しい音楽は聴かなくなってきた。たまに懐かしい感じで棚から引っ張ることはあっても、もう激しいロックはほとんど聴かない。とは言っても形ではなく、尖がった音楽はいまだに好…

うらやましかったんだと思う。

遠くの空で割れるようなカミナリの音がして、窓の外をみたら随分と空が黒ずんでいた。向こうはだいぶ降ってんのかなと思っているうちに、みるみるこちらの空も曇ってきて、一気に大雨になった。夏の空は変わり易い。急いでベランダに出しておいた鉢をしまい…

ハイバイ「て」の感想

池袋 東京芸術劇場にて 表現というものは、何か創造的なものに自己投影して感動を得たりするものではという認識をブッ飛ばすほどのリアル感。ほんとにそのままの日常がそこにただゴロっと転がっているものを観せられた衝撃。こんな表現観たことない。圧巻の…

本気でやって才能があれば勝手に浮びあがってくるよ〜大森靖子(おおもりせいこ)というリアル〜

日常を本気で見つめてると、どうしてもはみ出していかざるおえない。 椎名林檎は狂気にあこがれる才能のある常識人だったけど、この子はどうだろう。 ただ本気でやってるだけのような。 ちょっとアングラっぽいけど、あとは完璧。こういうの求めている若い奴…

遠回りばかりでも悪かない別に

見ることは知ること 知ることは背負うこと 遠回りばかりでも悪かない別に

去年よく聴いた音楽(とか読んだ本)

ずいぶん遅ればせながら、今年もよろしくお願いします。やっとひと段落。なんだか慌ただしく駆け抜けた感のある去年。前半はスティーリーダンばっか聴いてた。家で仕事しながらとか、車の中とか、本を読みながらとか、微妙に音量のバランスをとりながら3、4…

わたし変わってない

なんか去年の総括でも、ここ最近のブログの内容でも、震災後わたしは変わった的なことをことさら丁寧に説明してた気がするが、そういいながら、なにか心苦しい気持ちがあった。なんかぶん殴ってほしいよ(ちょっと手かげんね)。そんなに変わってないからわ…

コトバはカガミ

言葉は暴力。忘れよう忘れようとしてもどうしても頭から離れない。なんとか無理やり剥がそうとするほうが、余計虚しくなるんだろうな。 言葉はカガミ。いつかのツケだか何だか知らないが、たぶんそんなもんがまた、巡ってきたんだろう。 人も満足に揃ってい…

人間はあたたかい

このところ忙しくて、朝から晩まではたらいて、ドロのようになって毎日帰る。気がつけばもう秋も深まって、随分肌寒くなった。始発電車は寒くて、もういちばん隅には座らない。両脇に人が座るとなんとなくあたたかく感じて、ワザと真ん中に座るようにしてる…

いい準備

「いい準備をする」 今回のオリンピックでもそうで、最近スポーツ選手が次の試合に向けてのコメントをする時によく出てくる言葉だが、わたしが最初に耳にしたのは確かサッカーの本田選手だったと思う。もしかしたら本田選手も誰かのを参考にしたのかも知れな…

嫁の愛国心

最近この暑さで連日クーラーをつけまくっている。考えてみると毎年あついあついと言ってるような気もするが、わたしはそれでも冷房に頼るのはせいぜい2,3日くらいで、だいたいは扇風機で乗り切っていたはずだ。今年は迷うことなく冷房をつけている。住む…

バカのしびれ〜The ピーズの新作ベストによせて〜

アルキネマアーティスト: The ピーズ出版社/メーカー: たまぶくロカビリー倶楽部発売日: 2012/07/04メディア: CD購入: 1人 クリック: 18回この商品を含むブログ (11件) を見る 徹頭徹尾のリアリズム。ひたすら「わたし」という化けの皮を剥ぐ作業。これこそ…

背が伸びた気がする。

この歳にして、まさに気でも違ったとでもおもわれるかも知れないが、どうやら最近わたしは背が伸びた気がする。そんな気がしてならない。普段の景色をみてもそうだし、いつも接してる人たちが何となくだが前より低く見える。だからたぶんそうなんじゃないか…

油ギトギトのラーメンたべれない

わたしはもう油ギトギトのラーメンは食べれなくなってしまったのかも知れない。それはもう確信めいたものをかんじている。41歳。何かしら身体の変化は感じざるを得ない年頃なのか。でも何だか認めたくない、認めたくないなぁ。しかしそうなんだろうきっと。…

休日

すずしい風がわたしが住む3階のリビングの窓から入ってきて、こげ茶色のカーテンを内側に大きくふくらませたり、波が引くように網戸にべったり張り付かせたりしている。昼間はバテるくらい暑いが夜は過ごしやすい。今がいちばんいい季節かもと思う瞬間もある…

扇風機変貌

扇風機を見に電気屋に行った。さいきん新しい発想の扇風機の宣伝をテレビでガンガンやってたからだ。節電もある。エコもあるし、今年は扇風機なんだなとおもい出かけてみると、びっくりするほど扇風機コーナーがフロアの幅を占めてた。結局わたしも含めてみ…

いまの空気を叩きつけようとしてるソカバンの新作について

あまり好きじゃなかった。認めたくなかったんだとおもう。 前身の彼のバンドのデビュー作はまるでフリッパーズギターみたいだったし、世間に注目されて迎えられたセカンドはもろ「はっぴいえんど」だった。だからそれ以降も彼の音楽にはなにかある種「・・・…

ジョン レノン再考

もう何回目のブームか分からないが、最近またジョンレノンを聴いている。 週末に北千住の駅ビルをウロウロしていた時に、どこかのショップからか流れてきたのを、たまたま耳にしたのがきっかけなのだ。あまりにも久しぶりで、はじめ聴いたときは、ああ知って…

マイ フェイバリット ソング 親愛なる友へ

休日幻想

車の免許の更新に幕張まで行く。なかなか行くのが面倒におもっていて、ズルズル延ばしてきたが観念して行くことにしたのだ。やっつけるようにパパッっと済ませて帰ってくるつもりが、予想外の人の多さで(考えてみれば日曜だからあたりまえなのだが)、久し…

SWEET 41 BLUES

職場の違う部署の若い男の子が、貰ったチョコレートを相当かかえてやってきたので、「それ、来月ぜんぶ返すの?」と聞いたら、「そうなんですよ」といってきた。律儀だよなとおもいつつも、「なんだかお歳暮みたくなってきたね」というと、「まったくです」…

週末の物欲〜溶解するわたしの感覚〜

週末の土曜日、妻と柏の大型ショッピングセンターに行く。店内の一角のとあるペットショップで足が止まる。ショウウィンドウ越しに、たらいのようなものに何匹か押し込められてるチワワに興味がいく。眺めていると、横から何かを抱きかかえた店員が現れる。…

ちょっと仕事のはなし 2 (了)

うわ〜落ちました、とりあえず。 あ、前回もいいましたが、今わたしの職場はJCIという国際的な資格を取ろうとがんばってきたわけですが、なんか落ちました。正確にいうと首の皮一枚つながって、3ヶ月後に再試験っていうことになったのですが。 まず予想だに…

ちょっと仕事のはなし

今わたしが勤めている病院は、JCIという国際的な資格というものをとろうと、ちょうど一年まえくらいから準備してて、わたしもこの職場に来て約2ヶ月間、ほとんどその為に動いてきたようなもので、それがついに今週から始まっている。各国の名だたるサーベ…

今年もよろしくね!

ま〜ゆれたゆれた、きょう午後2時過ぎの地震は。とくに流山市に越してきてからでは、いちばん大きい地震だったじゃないかな。さっそく我が家のCD棚の上に置いてあるブックスタンドに挟まれているだけの小冊子などは全部ふっとんだ。用意していた紅茶は中身だ…

年末の所感

今年は激動の年だった。と、あちらこちらから聞こえてくるが、今年はわたしにとってもえらい激動の年だった。転職もした。住む場所も変わった。おまけに付き合ってた彼女と入籍までした(これすごいことですけどね)。この先のわたしの人生においても、今年…

あたらしい生活

千葉県流山市に越してきて、もう1ヶ月はたったか。最初はダンボールに囲まれた荒れ狂った生活だったが、毎日の大なたを振りながらの片付け作業のおかげで、だいぶ落ち着いてきた。オシャレ部屋になってきた(あの古い部屋がねー、い〜ぞ)。流山市は、ニュ…

修羅場にて

それは、もう終盤を迎えたジェンガのごとく、奇跡的なバランスの上なんとか成り立っていただけなのかもしれない。 あと1ピースだけでも外れれば、あとはことごとく崩れ去ってしまう。その1ピースがわたしだったとまではいわないが、わたしがこの職場を去ると…

秋の夜長に

秋の夜長に わたしの車の中の定番アイテム 頭の先からつま先まで、センスのかたまり ソウルフル!グッとくる音楽とはこういうこと