やましいたましい

音楽を中心に服、本、生活の話題など

盆踊りでもしたい

最近のテレビは物騒なニュースが続いてる。そのむごたらしい事件などをみると、マジかよと目をそむけたくもなるが、テレビの向こう側の現実も紛れもない事実、この日常とも繋がっている。いくらわたしの現実とはあまりにもかけ離れていようがだ。
なんかみてると偶然なのか傾向がみえる気がする。女の犯罪は計画的で目的もはっきりしていて、綿密に張り巡らされた糸に男を引っ掛ける感じ。そして時に稚拙なまでに衝動的、いってみればすごく古典的だ。「ああ、こういうの知ってる」って感じ。じゃあ男はというと、男は闇に紛れる。闇から闇へ息を潜めながら。まだ年端も行かない無垢な女を狙う感じ。もうやりたい放題。過程から結末までもう理解を超えてるし、ほんとむごい。ここ数年で社会構造が変わった気がするが何か関係あるのだろうか。草食系男子などと、抑圧させたものにうまくスマートに対応してる風はあっても、その実ひづみは大きいんじゃないだろうか。何かいびつなかたちで現実にあらわれている気もしてゾッとするよ。
小公女セイラが実写版でドラマになって毎週やっている。志田未来ちゃんめっちゃ演技うまい。感心する。他の番組で観た、ありえない偏食っぷりはまったくもって感心しないが、演技は感心する。しかしまたしてもむごいね、イジメが。こんな悲惨な状況を若い子たちはどう観ているのだろうか。結果はもう分かっているからもういいんじゃないかとおもう。来週あたり前倒しでハッピーエンドになっても。あと残りの週はひたすら優勝パレードみたいなのでいいんじゃない。松井もワールドシリーズで大活躍して、奇跡のMVPもとったことだし。なんだったら松井と一緒にやったっていい。コラボですよ。ユニクロジルサンダーが組むなんて誰がおもったろう。だからこのぐらいの驚きあったっていい。わたしはみるよそれでも。なにしろハッピーさが足りないとおもうからねここ最近。
主題歌はUVERworldだ。UVERworldといえばうちの会社の2年目の女子社員Sちゃんが大好きなバンドだ。彼女はいつもipodを肌身離さず持っている。ある時何を聴いているのかきいてみたところ「UVERworldです〜、かっこいいんですぅ」といった。対応出来なかった。知らなかったからだ。うちに帰ってyoutubeで聴いてみてもあまりピンとこなかった。その彼女は今職場を休んでいる。自律神経失調症なのだという。すごくまじめな子なので、仕事が納得がいかないとよくもめていた。そういえば最近元気なかったかも知れない。彼女は今でも聴いているのだろうか、UVERworld。今ならわかるよ。いい曲じゃないか。こんな時はそういうのもなにかの足しになる時がある。わたしのとっては音楽はそういうものだったし、ずいぶん世話になった。彼女にとっても音楽がそういう存在であればとおもう。時には抜けるきっかけにもなるんだ。一番いいのはやっぱり仕事を辞めることなんだろうけど、そこまではまだ早い。なかなかカワイイから、気になるって奴も何人か知ってるし、今度仕事に出てきたらそれとなく教えてやろう。たとえ彼女が気に入らなくてもいい。そんなことでもひょっこり前向きになったりするものだ。食欲も出てきたら鍋に連れてくのもいい。まだまだやれることはあるはずなんだよ。

日に日に寒さが増していき、夜にむかって空気がはりつめていく景色を窓から眺めていると、なんかこんなときだからこそ盆踊りでもしたいなとおもう。ぜんぜん季節が違うんですけど。こんな季節だから真ん中あたりにドンと焚き火みたいな火でもくべながらね。ちっちゃい子供からお年寄りまで街中みんなでおどる盆踊り。わたしが音楽をいろいろ聴き続けて分かったことは、どんな国でも、どんなプリミティブな民族でも、やっぱりうたと踊りはあるんだよね。なんかそういうの今ないなぁとおもって。もしわたしに音楽をかけさせてくれる場があったら、moodymannとか、ダンスホールレゲエとかガンガンかけるんだけどなぁ。もう適当でもなんでもいいんだよ。とにかくみんなでおどる。






そして最後に焼酎のお湯割りにうめぼしでも入れて飲みながら、みんなでうたいたいなぁ。こんな歌



こんなことが実際あったらほんといい。そしてその中にSちゃんがまじってたらなお最高。そうしたらわたしは説明しよう。ちあきなおみはコロッケが参考になると。口をひん曲げながら、出来るだけブサイクな顔でやるんだよ。自分がおもう、めいっぱいのブサイクな顔でおもいっきりやるんだよと。



Black Mahogani [FROM US] [IMPORT]

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